アサヒ ゼロ（ノンアルコールビール）

こんばんは、”あまぎり”です。

今回は、アサヒから新発売のノンアルコールビール「アサヒ ゼロ」のレビューです。

今まではドイツ製のノンアルコールビールとして、ビール醸造後に脱アルコール行ったものを幾つか紹介しましたが、この「アサヒ ゼロ」も同製法ということで、期待できます。

紹介

２０２４年４月にアサヒから新発売のノンアルコールビール「アサヒ ゼロ」になります。

「ブリューゼロ製法」ということで、ドイツ製ノンアルコールビールと同じように、ビール醸造後にアルコール除去するという製法が取られています。ですので、人工甘味料などは無添加となっております。

しかし麦芽１００％ではないですね。最近は一部ビールでもありますが、スターチ・コーン・米が原材料にありますので、苦みを抑えた飲みやすさを狙っているのかもしれません。

• 銘柄：　アサヒ ゼロ（Asahi ZERO）
• アルコール分：　０．００％
• 原材料：　麦芽（国内製造）、スターチ、麦芽エキス、ホップ、大麦、コーン、米／炭酸、香料
• 製造・販売：　アサヒビール

味わい

色は明るくクリアな黄金色で、泡立ちもしっかりしていますね。

味わいですが、アサヒビールのイメージ（スーパードライ）とは違い、コクがあるように感じられます。麦のうまみとの記載がありますが、麦芽の甘さにさらにコーン・米で飲みやすさ＋甘さを加えて飲みやすさも出しているのでしょうか。

ノンアルコールビールですので、もう少しキレよくゴクゴク飲めると美味しいのですが、どちらかというとビールに対するプレミアムビールのようにじっくり味わうようなノンアルコールビールに仕上がっている気がします。「アサヒドライゼロ」とのキャラクターを分けるために、あえて「コク・うまみ」という方向に振っているのかもしれません。

あとは、ノンアルコールビールとしては価格が高いのが気になりますね。通常のノンアルコールビールや、ドイツ製ノンアルコールビールと比べると２倍までは行かないですが、近い価格となります。これはやはり、国産で脱アルコール製法を用いると酒税上はビール扱いになってしまう点が影響しているのかもしれません。

あくまでも個人的な感想になりますが、無添加ノンアルコールビールでしたらドイツ製含めた以下の３種がいいですね。

人工甘味料不使用、無添加ノンアルコールビール3種比較

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2024.03.17

あとは低アルコールビールのカテゴリーになってしまいますが、この価格帯になってくると、「正気のサタン」はエール系ビールになってくるので、しっかり味わいたい方にはこちらも選択肢に入ってくるかと思います。

正気のサタン（微アルコールビール、低アルコールビール）

「よなよなエール」でお馴染みのヤッホーブルーイングの作るノンアルコールビール「正気のサタン」のレビューです。アルコール度数は０．７％ということで、酒税上はノンアルコールビールになりますが、最近のノンアルコールビールは０．００％という記載が多いことから、微アルコール/低アルコールビールに分類されます。ノンアルコールビールのカテゴリとしては珍しくエールビール系になります。非常にフルーティーな香りと柑橘系を思わせる爽やかな味わいですので、一味違うノンアルを探している方はぜひお試しください。

amagiri.net

2024.04.26

以上、今回はアサヒから新発売のノンアルコールビール「アサヒ ゼロ」をレビューさせていただきました。国産の「ブリューゼロ製法」ということで最初の期待が少し高すぎたかもしれませんが、ノンアルコールビールとしては濃厚な味わいが楽しめますので、これはこれで美味しいと思います。また、国産にこだわる方は是非。