こんばんは、”あまぎり”です。
今回は、先日のブラックニッカリッチブレンド・ディープブレンドに続き、ブラックニッカ スペシャルをレビューしていきます。こちらも家飲み用のボトルウイスキーということもあり、色々な飲み方を試していきたいと思います。
紹介
ニッカウイスキーのブレンデッドウイスキーであるブラックニッカシリーズから、「ブラックニッカ スペシャル」です。いわゆるニッカおじさんのウイスキーですね。このウイスキーは、
やわらかな甘さとビターなコクがバランス良く調和したウイスキーです。しっかりとしたモルト香とやわらかで軽快なカフェグレーンの香りの調和。モルトのコクと樽のビターさ、カフェグレーンの甘く伸びのある味わい。穏やかなピートと樽の余韻が特徴です。
とのことで、こちらもニッカウヰスキーの有する余市と宮城峡の特徴が合わさったような印象ですね。アルコール度数が42％ということで、ディープブレンドとリッチブレンドの中間になります。
- 銘柄： ブラックニッカ スペシャル
- アルコール分： 42％
- 原材料： モルト、グレーン
- 製造、販売： ニッカウヰスキー
味わい
ハイボール
まずはハイボールです。ウイスキー：炭酸の割合は１：３です。
香りは甘いバニラ、樽から来るウッディ感とややビターっぽさを感じます。味わいですが、こちらも甘いバニラと、ビターさを感じるスモーキー感、それから樽の味わいを感じます。スモーキーさありますが、アイラウイスキーとはまた違う方向性で、ビター感を感じるのがとても心地よいです。
ストレート
次にストレートです。香りは、甘いバニラとビターさ、そして若干アルコールのツンとした香りを感じます。味わいは、香りと同じく甘いバニラとビターさが来ますね。それからやはりアルコールの辛味もありますので、ストレートは少し飲みにくい印象を受けました。
ロック
そのまま氷を入れてロックにしました。冷やしてみると、アルコール感が抑えられて、甘いバニラとやや香ばしいビターなスモーキーさが香ってきます。味わいのほうも、甘くビターで、樽感というかスモーキーというかの香ばしさが感じられます。氷が溶けて加水が進むと、またスモーキーさが目立ってきますね。このロックは、時間とともに香り・味わいに変化があってとても美味しいです。
水割り
次に水割りです。ウイスキー：水の割合は１：３です。香りは甘いバニラの香りです。味わいは、バニラの甘みとビター・ウッディ感ですね。余韻に少しスモーキーさを感じます。水割りでも香り・味ともに薄まらずに伸びており美味しいのですが、他の飲み方と比べると、少し香り・味の複雑さが無くシンプルな印象を受けます。
お湯割り
最後にお湯割りです。ウイスキーとお湯の割合は１：４です。お湯割りにするとスモーキーさが前に出てきますね。香りはスモーキーさとバニラの甘さ。味わいはバニラの甘さと樽のビターさ・ウッディ感が先にきて、余韻にスモーキーが抜けていきます。香りと味で、強調される順番が違っており面白いですが、お湯割りでもとても美味しいウイスキーですね。
まとめ
今回は、ボトルウイスキーのブラックニッカスペシャルを色々な飲み方で試してみました。個人的な好みの順番は、
ストレート ＜ 水割り ＜ お湯割り ＜ ロック ＜ ハイボール
ですね。やはり普段飲みではハイボールが一番色々な香り・味を拾うことができ飲みやすいです。次点はロックですが、こちらも様々な香りと味を楽しめて非常に美味しい飲み方です。食後などにチェイサーと合わせてロックも良いですね。
このブラックニッカ スペシャルは、ディープブレンドに近い印象を受けますが、ディープブレンドに比べると樽感やビターさが強く、スモーキーさは控えめという感じでした。ただどのウイスキーも家飲みとしてはとても美味しくコスパも良いのでオススメです。
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