こんにちは、”あまぎり”です。
今回はビジネス本、堀江さん著の「信用2.0 自分と世界を変える「最重要資産」」のレビューです。
信用2.0って何?って思いますが、自己成長、人と人とのつながりを作っていくためにも、ぜひ一度聴いておく・読んでみることをオススメします。
↓リンクよりAudibleが体験できます。
本の紹介
- タイトル:信用2.0 自分と世界を変える「最重要資産」
- 著者: 堀江 貴文
- 発売日: 2023/4/24
- Audible聴講時間: 3h27m
レビュー
堀江さんの良著「信用2.0 自分と世界を変える「最重要資産」」です。堀江さんの本は良著が多いので、社会人・ビジネスパーソンは一度は聴いて・読んでおきたいですね。Audibleでもいくつか聴くことができますが、自分もまだ全て聴いていないので、徐々に聴きすすめていきます。
ただ、この本で言うところの”信用1.0”側の人は、堀江さんの良著が伝わらないかもしれません。。。
構成は大きく2部構成になっています。
- 第1部: 信用2.0とは何か? 信用1.0 と 信用2.0 の違いについて
- 第2部: 信用2.0を獲得する、積み上げるためにどうするか
第1部 - 信用2.0とは何か -
まず信用2.0の説明です。信用1.0(従来の信用)、信用2.0(これからの信用)と位置付けています。
バランスシート(貸借対照表)で説明されているため、イメージが掴みやすくわかりやすいです。
信用1.0(従来の信用)は、有形資産。有形資産とは、お金(資産、年収)、肩書き(学歴、企業名、役職)が主で、一言で言い表すことができるものという感じでしょうか。信用1.0つまりお金と肩書きがあれば、ヒト・カネを動かすことができた。いわゆる昭和的な考え方になりますが、現在も官公庁・大企業などで文化として根付いている気がします。
信用1.0を得るために、一流大学を出て、一流企業に就職し、昇進を目指し、お金を稼ぐ。そんな図式でしょうか。ただし、ここで稼いだ信用1.0は、肩書きを失った途端に消失するので、大企業の役員・部長などが定年退職した後に・・・、ということです。
一方、信用2.0(これからの信用)は、無形資産。自身の経験、スキル、人脈など、個人に大きく依存しているものであり、一言で言い表すことが難しいものです。
信用2.0を得るためには、自身が行動するしかない。自身の行動によって得られた経験、スキル、人脈を積み上げが信用2.0、つまり自分自身を磨いていくということですね。
今後は、信用2.0がヒト・カネを動かすために必要となる。言い換えれば、従来の信用1.0ではヒト・カネを動かすことができない世の中になってきたということです。
第2部 - 信用2.0を積み上げるために -
後半は信用2.0を積み上げるために何をすべきかが述べられています。
信用2.0を獲得するには、とにかく行動すること。少しでも多くの経験を積み、スキル、人脈を獲得することです。このあたりは、堀江さんの他の書籍をいくつか読んでいると、堀江さんの行動そのものが信用2.0を獲得するためであると感じるところであります。
印象に残った言葉は、有形資産を使って無形資産を得る、つまり信用1.0のお金を使って信用2.0を得ることです。自分自身に投資をしてどんどん色々な経験をしなさい、お金はそのためのツールであるということです。
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まとめ
今後は信用2.0の時代。つまり、肩書きではなく、個人として何ができるのかが求められ、自分自身が資産である。そのためには、お金を信用2.0を得るためのツールと考え、自己投資を惜しまない。
子育て、特に受験に関する心構えを見ていると、第一志望に不合格だったとしても、そこまでの努力、勉強して得た知識・経験、勉強をやり切り受験に臨んだ姿勢を認めてあげましょうという言葉が出てきますが、これもまさに信用2.0を表していると思いました。
なんとなく、過去の信用は崩壊し始めているのは多くの人が気付いていると思いますが、本書籍で明確にしていただき納得できました。
リスキリングがピックアップされている時代ですので、ぜひ信用2.0を積み上げるための努力をしたいと思います。
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